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最初、私達人類の世界は、直接目で見、手で触れる、マクロの世界に限られていましたが、歴史と共に分子や原子の存在を知り、これらの現象を積極的に利用するようになりました。
さらに原子は陽子、中性子、電子のような基本的な粒子から構成されている事がわかり、将来は電子のような素粒子さえ、内部構造をもつ事が明らかになるかも知れません。
このような拡がりは、ミクロ、サブミクロの方向だけでなく、逆に地球星団、銀河、銀河団、超銀河系といったマクロ、超マクロの方向にも及んでいます。
この我々のマクロの世界では見る事が出来ないミクロのしくみがどうなっているかを表した「考え方」や「思想」を『量子論』と呼び、量子論に基づいて物理現象を記述するための「数学的手段が」『量子力学』です。



量子はquantumの訳語で「小さな固まり・単位」という意味で、「量」が小さい固まりになっていることです。
例えば、ミクロの物質が持つエネルギー量(大きさ)は「エネルギー量子」という小さな固まりの集まりと考えられます。
この量子は小さな固まりである事と、ミクロの物質が波の性質を持つことを明らかにした事とで、量子論が築かれました。


          量子誕生の歴史的人物背景を覗いてみよう


 新しい材料化学 量子力学に基づく統一的見解
                           山本 悟  田辺 晃生  共著    昭和堂

 
反応論からみた鋳鉄
              
井ノ山 直哉  山本 悟  川野 豊  共著  
                                    新日本鋳鍛造協会


 量子論を楽しむ本
                           
佐藤 勝彦  監修   PHP文庫